賃貸管理会社の選び方 5つのポイント
賃貸管理会社を選ぶ際は、まず以下の5つのポイントを確認しましょう。評価レベルは「普通」「少し不安」「非常に不安」といったネガティブな軸で判断してください。どれだけ良いところが見えても、このポイントに不安がある賃貸管理会社とは、信頼関係が成り立ちません。何か問題が起きたとき、迅速に解消できない恐れがあるのです。
(1)管理エリアについて
・その賃貸管理会社に、注力しているエリアはありますか
・注力エリアについて、住民のように詳しく説明できますか
・管理する範囲を無理に広げていませんか
(2)管理サービスについて
・サービスについて、「低価格であること」だけを強みにしていませんか
・あなたは提供される管理サービスの全貌を把握していますか
(3)管理物件について
・賃貸管理会社は、委託したい物件と類似したグレードの物件管理実績がありますか
・担当者は管理物件の詳細を把握していますか
(4)担当の提案力
・担当者はオーナーから課題を聞き出せていますか
・要望に合わせた柔軟な提案ができていますか
(5)契約内容の正当さ
・オーナーにとって、一方的に不利な条件はありませんか
・解約ペナルティが重すぎませんか
以上の5つについて評価してみましょう。
オーナーが今抱えている課題をヒアリングせず、それを解消しないまま新たなメニューを勧めてくる会社は注意が必要です。あらゆるリスクを想定し、しっかりと対処を重ねてきた担当者ならば、(1)~(5)は何の問題もなく評価できるはずです。
少しでも不安を感じたら、評価項目についてさらに深く質問し、一緒に考えてくれるかどうか様子を見てみましょう。
悪い賃貸管理会社は契約書類を無くす?
悪質な賃貸管理会社を一発で判断する方法があります。それは「契約書類を保管しているか」を確認することです。
信じられないかもしれませんが、賃貸管理会社の不手際で書類を紛失されることがしばしばあります。契約書の処理や新たなオーナーとの契約による書類の追加、整理整頓などをしているうちに書類を紛失してしまい、賃貸管理業務を別の会社に引き継ぐ際、紛失が発覚するという事態です。
もし紛失していなくても、保管状態が悪くボロボロになっていれば、管理が行き届いていない証拠です。中には部屋のカギを紛失されてしまうケースもあります。こうした事態に備え、オーナーは下記の事項について厳重に注意してください。
(1)やり取りした書類の件数、内容を把握しているか
(2)書類はすべて控えをもらっているか
(3)定期的に保管状態を確認しているか
(4)管理会社に書類を請求すると、期限内にきちんと送られてくるか
特に(4)は、賃貸管理会社の管理能力が明らかになります。書類が用意できない、やたらと時間がかかる、依頼の期限を守らない……など、小さな怠慢が書類紛失に繫がることは、火を見るよりも明らかです。一度でもこうした事態に遭遇したら、どこまでも言及しましょう。
こうした不備が重なったら、賃貸管理会社の替えどきです。しかし実際は、多くのオーナーが「賃貸管理会社はこういうものだから仕方ない」と受け入れがちです。賃貸管理会社との契約を打ち切り、その後始末をすることは大変なストレスですが、そうした相談に親身になってくれる担当者に出会うチャンスがあるはずです。あきらめずに、より良い賃貸管理会社・担当者を探し続けてください。





